Speedexがオーナー様である貴方にご提供させて頂くサーヴィス、それはホテルスタッフによるおもてなしと同じであるとお考え下さいませ。
「ユーザー」でもなく、ましてや「使用者」でもない。「オーナー様」という言葉を当方が敢えて使う理由はここにあります。
顔も見えない言葉だけのやりとりの中にあって、オーナー様である貴方には絶対的な安心感と優越感を。

言葉のやりとり、実際の商品、ご装着作業、その効果―。
その過程の中で不測の事態、お困り事が発生したとしても、相談すれば迅速に最善の対応をしてくれる存在。
「オーナー様のご利益を第一に考え、実行する」 これが言葉だけでない事は、オーナー様だけにご理解頂ければ良い事です。
「Speedexのオーナーである」事で、無条件且つ公正に供与される上質なサーヴィス。


ようこそSpeedexの世界へ。オーナー様として貴方をお迎え出来ます事に心より感謝申し上げます。


 

この「Speedex D1」を製作当初は、どちらかと申しますと「ホットイナズマ(量産品一般)がゴール」で、そこにいかに近づけるか、それを考えておりました。今も他の一般的な自作品はそうでしょう。「自作品は見た目もいまいち、ホットイナズマと比較してもどこか引け目を感じるもの。金銭的に余裕があれば実はそちらが欲しい・・・」

ですが「Speedex D1」の現在は内容的に既にホットイナズマを超えていると考えております。それは、単純に仕様をホットイナズマ以上にしているだけではなく、当方独自の工夫を様々な箇所に施しているからです。「搭載コンデンサはホットイナズマの○倍!」という表面的な言葉も大事ですが、それだけでしたら部品を付ければ良い事になります。「どうして自作品は市販品を買えない人向けの装置に成り下がっているのか」「自作品の欠点とは何か」これらの欠点を無くしてゆく事を第一に考え、実践して参りました。そして現在は「市販品・自作品に関わらず、オーナー様に最もご満足頂けるにはどうしたら良いか」これを常に考え、実践しております。

「ホットイナズマ・量産品が買えないからSpeedex D1で我慢している」のは当方の希望するところではございません。

「市販品よりも性能・効果・価格・デザイン、全てに於いて良いと思うから、Speedex D1を選択した」オーナーの皆様にはこう思って頂きたいのです。

確かに工業製品ではございませんので、派手さはないかも知れません。ですが造りや仕様変更への柔軟さは自作品ならではであり、これは自作品の中でも「小遣い稼ぎ」「売れれば良い」という様な、中途半端な製作者では面倒臭くてやっていられるものではない筈です。

あなたが購入しようとしている自作品は、装着1年後に見た時、購入当初の外観を保っているだけの耐久性がありますか?売れれば良い、「今」しか考えていない自作品は雨でパッケージ印刷は滲み、半年後は見るも無残なものになっているでしょう。内部スペックだけではないのです。今だけ良ければ良いというものでもないのです。外装の耐久性まで考えて作られている自作品がどれだけあるでしょうか?

「Speedex D1」の主題は「車好きな方がプライドを持ってご装着頂ける自作品」です。車好きはその大切なご愛車に装着する物に拘ります。何故か?中途半端な物など装着したくないからです。格好良くなければ駄目という事は勿論、高スペックである事も当然です。世界で唯一のご愛車です。そのエンジンルームにご装着頂ける物だからこそ、本気で作ります。「標準仕様」でも十分です。ですが微細な取り付け位置にまで拘るオーナー様には、自由なカスタマイズも喜んで承らせて頂きます。

皆様と同じ車好きの一人だからこそ出来る事があります。


 

ホットイナズマを始め、市販品は高価です。(TYPE HR/LR \11,800- TYPE MR \19,800- ハイパータイプ \24,990-)となると当然選択肢はDIYによる自作製品になって参ります。当方もそうでした。

ですが、「見るからに自作・・・」と思わせる商品ばかりです。性能的なパフォーマンスが一定基準を満たしてさえいれば、それで全て良いのでしょうか?愛想のないプラケースにいかにも「ワープロ打ち?」と思わせるドットの粗い文字で小さな、しかも品のないシールが貼ってあるだけの物体。この小学生でもパソコンを使う時代に「テプラ」のラベルを貼りますか?ネーミングセンスは如何でしょうか?・・・当方はその現状に呆れ果てました。売ろうという欲求ばかりで品とセンスがないのです。

当方も皆様と同じく無類の車好きです。愛車のエンジンルームを頻繁に眺めては磨き一人悦に入ったりする事もございます。(当たり前ですね・・)その時視界に入る数々の装着パーツの中にあって、愛想のない自作パーツは余りに貧相です。安っぽさだけが際立ちます。例えば様々な独自理論を展開して、「流れる電流から考えて、太いケーブルは必要ない。だからこの細いので十分。金メッキ処理しても流れる電流は大して変わらないので普通のもので十分・・etc」

本当にそうでしょうか?当方でしたら、仮に理屈がそうだとしても、過剰なまでのスペックを持った部品を存分に搭載したものを使いたいと思います。先にご説明させて頂きました様に、スペックが高いのはもう「当たり前」ではないでしょうか?エンジンルームに必要なのは、「見た目&デザイン&必要十二分なスペック」であると思います。格好悪い事、それだけで論外だと思うのです。尚且つ価格が高ければ、もう掛ける言葉もありませんが・・。

この様な現状の中、この「
Project Speedex」はスタートしたのです―

 

 

根拠は当然ございます。まず、自作品の製作者は2種類に大別されます。大抵はその結論である品物を見れば分かりますが、手間と時間を惜しまず作ってあるか。これは自分の作る物に対する思い入れに比例します。部品を買ってきて、組み立てただけの物。これは他人の物を見よう見真似で作っただけの、最も価値の低い物です。そう、今こちらをご覧頂いている皆様にも、「組み立て説明書」があればすぐ同じ物を作れる程度です。結局はその人が「小遣い稼ぎしたい」という目的の物。ですから、本来の価値よりも高い価格をつけようとします。

当方はこのSpeedexに誰にも負けない思い入れがございます。どの装置も自分の大切な作品です。「誰にでも同じ物が作れるだろう?」と聞かれても「そうでしょうか」と答えます。自分なりの工夫と拘り、手間が随所に掛かっているからです。是非他の物と比較して下さい。パッケージも、見た目も。似た物があるでしょうか?ない筈です。「これがオリジナル」だからです。

現在自作品には沢山の種類があります。個人の趣味もありますので、「こちらの外装の方が格好良いじゃないか」という方も当然おられる事と思います。ですが、その当該自作品について当方に「それと全く同じものを作れるか?」と尋ねられたら、「作れます」と当方は答えると思います。当方は常に自作・市販品を問わず現状把握に努めております。「このケースはどのメーカーの何を使っているのか」「この印刷はどうやっているのか」大抵の部品の型番・価格を把握しております。それらの情報を理解した上で、現在のバージョンになっております。自信がない訳がありません。「自作コンデンサチューンのマニア」なのかも知れません。

ですから、これから購入しようかな?と考えておられる方には、次の4点は絶対見逃して欲しくないのです。そうしないと、結局買い換える羽目になります。

1―外装:買ってきたままの部品になっていないか。これはどれだけ製作者が本気で作っているかの目安となります。思い入れのない品物は只の商材です。

2―部品スペック:搭載部品の種類を記載していないのは論外ですが、幾つかの自作品を比較の上、最も納得出来る物を。効果を発揮するのは部品です。

3―独自性:他と比較して特徴がないのなら、必ずしもそれにする必要はないという事です。そもそもが模倣なら、特徴など出せる訳もありません。

4―価格:「候補」を選定後しばらく価格動向を見た方が良いでしょう。中には最初 980円で出品されていた物がある日突然 3,980円になっていたという様な例も。

上記項目をチェック頂けましたら、「安物買いの銭失い」にもならず、ご自身の選択にも納得がゆくものになるかと存じます。


 

「金メッキ端子!」「ケーブルはクールなシルバーカラー!」etc・・確かに魅力的な単語群です。危うく当方もそれだけでフラフラと買ってしまいそうです。ですが、皆様の拘りはその程度でご満足でしょうか。本当に拘りたいなら、もう一歩踏み出してみて下さい。「金メッキに使用している金の種類は?」「金メッキしてある端子そのものの材質は?」「ケーブルが太いのは理解したけれど、材質は?」説明文にはそこまでしか書いていなかったでしょうか?そう、そこまでしか書いていない事が多いのです。

どうして書いていないのか?詳細まで記載すると製作側にとってデメリットになるからです。まず第一に、使用するケーブル芯線の材質ですが、「銅」が一番です(厳密に申し上げますと「銀」ですが、導電率の差は殆どありません。まして「コスト面の現実性」が「銀」にはなく、酸化しやすいという難点もございます。)その中でもOFC(無酸素銅)でしょう。アーシングと同じで電気を通す為の物です。「導電率」が高いものを使用しないと意味はありません。ご存知でしょうか、一般的に電気を良く通しそうな「鉄」は「銅」に比べて6倍、アルミニウムと比較しても4倍も電気を通しにくいのです。そんな素材を使用したケーブルではそれこそ本末転倒です。

「そうか・・ここでコストを大きく削っている(ぼったくっている)訳か・・」と思われる物は使いたくないのです。

「Speedex D1」なら、「金メッキは24金」「その圧着端子の材質は無酸素銅(OFC)」「ケーブル真線の材質は無酸素銅(OFC+TIN-Plated 8スケア)

どこに隙があるでしょうか。たった1行にも満たない文章の結果になりますが、その1行を堂々と満たすには強い思い入れと信念が必要なのです。

私達が品定めをする際の基準に「評価」がございます。確かに「評価500突破記念!」ですとか「今までに1,000人以上の方が利用!」等色々あります。ですが、当時、皆様が選択する製品群に、この「Speedex D1」はあったでしょうか。「当時はそんなのしか選ぶものがなかった」ではないでしょうか。過去の評価が「現在」まで通用するならば、当方も発表はしていません。それらを徹底的に調べ上げ、そこに自分が足りないと思った物を満足ゆくまで追加し、無駄だと思った部分を全て排除した結果、「評価1,000の物よりもこちらの方が優れている」そういう確信ができたからこそ発表させて頂きました。過去の実績にあぐらをかいて何の進歩もない物より、それらを研究して発表された新製品の方が優れているのは明白です。こと電子デバイスに関しては。

「自作品のため、細かい部分は勘弁して下さい」「基本的にノークレームノーリターンでお願いします」等の文句にはうんざりです。
折角ご購入頂いた方に勘弁して下さいという位なら、出品などはせず、自分ひとりの世界で楽しんでいて欲しいものです。挙句の果てには沢山売れている訳でもないのに、ご注文を頂いてから納期が1週間?待てません。今欲しいんです。しかも、この納期に関しては、大きな落とし穴があります。結局、「
在庫を持ちたくない(持つだけの自信がない)」のです。「沢山作ったけど全然売れない。どうしよう・・」「注文が来てから部品を買いに行って作れば全く損も無駄もない」こんな人にまともな物を作れる筈がありません。リスクを回避しているようでは、全く進歩もないからです。しかもこういう製作者に限って、出品点数だけは異常に多かったりするので厄介です。1個ずつ部品を買っていたら、単価も高くなりますし、結局損するのは購入する側になってしまいます。

当方は即納可能分しか出品致しません。有難い事に完売や製作作業中の際は受注を中止させて頂いております。部材は一度に数百個まとめて購入する事で、少しでもオーナー様に安価にてご提供させて頂く事が目的です。全ては「自分がユーザーであれば、より良い物をより安く買いたいと思うに決まっているから」それだけです。

 


 

 

 

 

既にこちらをご覧頂いている皆様は、「ホットイナズマ」がどういう物かは十分ご理解頂いているかと存じますし、それらの説明でしたら単純に「ホットイナズマMR相当!」等、他自作品の説明に出ていると思いますので、基本的な仕組みにつきましては、そちらをご覧頂ければ幸いでございます。

こちらでは、「Speedex D1」と「ホットイナズマを含め、他多くの自作品群」との違いにつきまして大まかに説明させて頂きます。通常これらコンデンサチューンの説明文で目をひくのは、「合成容量○○μF!ホットイナズマ○倍!」という表面的且つ判りやすい数値かと思います。「Speedex D1」の説明文にも記載させて頂いております。「Speedex D1」の合成容量は、自作品の中で、最大限且つ装着車両に対して安全と言えるギリギリの容量であると判断しております。

「もっと容量を増やせばいいじゃないか」そう思われるかも知れません。実際自作品の中には平気で「6倍」や「10倍」という文句を並べている物もあるかと存じます。現在のところ、このコンデンサの組み合わせ・合成容量がベストであると考えております。(SPD Tech-Laboratory DivisionのSpeedex L1 Hybrid/Elite audioは、採用技術が全く異なりますので、例外でございます)十分すぎる程の組み合わせをテストしてきた結果です。ではこれ以上容量を増やすとどうなるのでしょうか?コンデンサ容量だけで得られる効果や体感は現在の容量で頭打ちの筈です。それだけでしょうか?いいえ、効果は頭打ちでも実際コンデンサは稼動し続けます。それも必要以上に。するとどうなるか?バッテリーが過剰に反応を繰り返す結果、電解液の通常以上の減少等のデメリットが発生する恐れもございます。そういう懸念も考え、現在の安全な容量に設定しております。

「合成容量だけで得られる効果が頭打ちなら、それ以外の方法でもっと効率をあげる方法はないか」「Speedex D1」のメリットはこれに尽きます。それを具現化したのが独自のシステム「SEEC」であり、「FCM-Filter」です。これらのシステムはバッテリーに余計な負荷を掛ける事なく、効率を上げる様になっておりますので、バッテリーの過剰な反応による危険もございません。説明文には判りやすく「ホットイナズマMR比2.76倍」と記載させて頂いておりますが、実際体感頂ける効果としましては、装着車両に負荷を掛けず、3倍以上は軽く超える効果を生み出すに至っています。そしてこれが、「他の横並び、或いはそれ以下の自作品群」と「Speedex D1」が違う、と言い切る根拠であり、加えて外装も全自作品中最も手の掛かった物であるという事も、当方が自信を持ってお勧めする理由のひとつと言えます。